いや、あれ…?
おかしいな…割と大きな、有名な映画館、だったんですけど…。
観てきました。
賛否両論あるんでしょうけれど、とても良かったです。
「原作のイメージと違う」という内容で本気の憤慨みたいなものを持ってしまってる人は、ひょっとしたらもう実写映画とかは生涯合わないんだろうから避ければいいんじゃないですかね。
「原作がとにかく唯一素晴らしい」のはまず確定で、あとはもはや「お祭り」なのですから、みんな(原作者も含めて)広がりと楽しみに儲けてたりするんですし、まずその心意気とかが理解できないということは、原作の妙味もひょっとして理解していない可能性すら、あるんじゃないですかね…。
えー、ええ、そう、おかしいな、と。
割と大きな、有名な街の109シネマにおもむいたんですけれどね。
ポスターとか、ポップとか、一切ないんです。
こないだ通りかかった時には掲げてあった横長ポスターのところも、『関ヶ原』になってる…!?
関ヶ原
これ、しかないんですよ。
いや、ペアで観にくると安くなる!っていう内容を、交番に貼ってある「薬物、絶対ダメ」と同じ構図のポスターで、「ジョジョ」がやる必要ある?っていう。
ああ、一応主人公が不良っぽいから??
うーんデザインにも表情にも、ぜんぜん「ペア感」はない。
「カップル」な映画は他にいくらでもあるし、いやそうじゃなくて『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のポスターがこれ以外1枚も無いって、奇妙でしょうがない。
なんでなんだろう。
良くも悪くも三池映画だった実写版『ジョジョ』、出来はそこそこながら動員は苦戦…?
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20105.html
↑これ自体はいまいち要領を得ない記事でしたが、
原作そっくりのコスプレを俳優たちに担わせ、また演じる側もきっと『ジョジョ』が好きな者たちなのだろう、皆が皆楽しそうに、それでいて自分たちが『ジョジョ』を演じるという責任感から醸し出されるなにがしかの緊張までもが好もしく伝わってくる。
には同意です。
『出会いとは重力』
これは第6部の、プッチ神父の台詞ですが虹村形兆(岡田将生)が発してましたね。
なんとそれが、荒木飛呂彦先生からの直々のリクエストだったそうで、このセリフを言わせたくなった原作者の気持ち/心意気を推し量るのも楽しいですね。
というか、じゃあ。第6部は映画化されたりはしないんですね…?っていうことにもなるけど。
今回は、シアーハートアタックが出てきた不穏さで、終わりました。
問題は、のちに出てくるはずの北村一輝(吉良吉影←勝手に決めてる)ですよね。
長谷川博己さんとか谷原章介さんとか、そういう感じもいいなぁと夢想したりします。
でも彼らは2枚目イメージなので悪役は…とか。
こういう話をするのが楽しいのに、「原作と違うッッ!」という一点張りで怒ってる人らって、なんなんでしょうね。