1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 歴史

マルティン・ルター 113/365

投稿日:2019年4月23日 更新日:

宗教改革三大文書 付「九五箇条の提題」 (講談社学術文庫)

ルターは1517年、ヴィッテンベルク城教会の扉に、1枚の文書を打ち付けた。

それが「95か条の論題」だ。

ここから、「宗教革命」は始まった。

古代ローマ帝国の崩壊の引き金になったキリスト教は、西暦1500年ごろ、ヨーロッパ全域を支配していたと言っていい。

その状態で起こっていた、教会上層部の強欲、腐敗、堕落。
同じ神を信じながら、私欲にまみれて戦争し続ける貴族。

それに憤慨したルターは、たった11週間で聖書のドイツ語訳を完成させる。

暗黒の中世を作り出していたローマ・カトリックに、ルターは反旗を翻し、100年にも及ぶ宗教戦争に突入する。ヨーロッパの多くの人々はカトリックへの批判に従ったのは、カトリック教会が知識と富を独占し、苦しんでいる庶民がいたからである。

敬虔な信者こそ、その犠牲者になってしまっていたのだ。

ルネサンス(文芸復興)も、人々の心に宗教改革の芽を植え付けていた。

 

(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)

1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。

デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。

歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。

この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。

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