激越な文章で世界を導いた政治学者。
1776年の「コモン・センス」は、アメリカをイギリスから独立させるための戦いに、多くの人を扇動した。
彼は筆致が激しいがゆえに、さらにその人格的な問題から、嫌われ、疎まれることも多かった。
疲れを知らぬ言論活動は、時に批判者からの尊敬すら勝ち取った。
アメリカ第二代大統領ジョン・アダムズは、彼を「豚か犬のような者」と罵りながらも、「ペインのペンがなければ、ワシントンの剣もむなしく振るわれるだけだっただろう」と認めている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365