1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 文学

マルセル・プルースト 226/365

投稿日:2019年8月14日 更新日:

失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ

プルーストの巨編小説「失われた時を求めて」は、20世紀文学の最高傑作、と呼ばれている。

しかし1913年から1927年にかけて七篇に分けて出版されたこの小説は、それまでのどの小説とも違っていた。第一篇を持ち込まれた出版社はその扱いに戸惑い、出版を断ったという。

彼は両親から相続した遺産を使って、自費で出版した。

この作品でプルーストは、時間とは特定の形を持たずに流れているく一個のまとまりであり、順序よく並んでいる直線的なものではない、と提唱した。

我々が当たり前な考えの一つと感じている時間に対する感覚を、プルーストは初めて文学という形で昇華させた。

その後、多くの作家たちがその考えを深めることに挑戦している。

(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)

1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。

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