ジョジョ展は喝采賞賛杜王町、非の打ち所がありま仙台。
その1【概要編】はこちら。
その3【OWSON編】はこちら。
その4【ジョジョフェスカフェ編】はこちら。
その5【カメユーマーケット編】はこちら。
その6【パン編】はこちら。
その7【原画展編】はこちら。
S市各所で無料配布されていた冊子「仙台魅知(みち)案内」。
そこに記された、地図。
下段に、9箇所の「マンホール」が記されていました。
1、東方仗助
2、岸辺露伴
3、空条承太郎
4、広瀬康一
5、花京院典明
6、杉本鈴美&アーノルド
7、吉良吉影
8、鋼田一豊大
9、音石明
この9枚が、割と離れた場所に点在している…。
行って行けないことはあるまい、と行って来ました。
まずは「1、東方仗助」。
これは定禅寺通の突き当たり、広瀬川ぞい「西公園」の入り口あたりにありました。
このへんです。
ここには「杜の都れんが下水洞窟」があり、「原画展」内のフィルムで荒木先生がヘルメット被って「かっこいい!」と興奮されていた、一般には入れない場所があります。
2、岸辺露伴
これは、原画展が行われた「メディアテーク」前にありました。
ここですね。
3、空条承太郎
仙台は、ものすごい大都会です。
旅行としてなんの苦労もない。なんでも揃う大都会。
そんな街で、マンホールを探すなんて…と思いましたが、「フェス」に参加する人たちに優しい導線にあったりします。
承太郎のマンホールは「ジョジョカフェ」のある仙台フォーラスの近く、広瀬通りと東二番丁通の交差点南西にあります。ローソン(オーソンではない)前。
このあたり。
4、広瀬康一
康一くんは、承太郎の向かい側、北側にあります。
グーグルマップで場所指定をすると、どうしても、「熊本ラーメンおっぺしゃん広瀬通店」になってしまいます。
なんで仙台まで来て熊本ラーメン食わなきゃならんのだ、と思いましたが、いやいやどうして仙台市内に、たくさんありますよ支店が。仙台っこに、かなり支持されている様子。
「カメユーマーケット」のあった「EBEANS(イー・ビーンズ)」一階にもありましたね。
5、花京院典明
さぁ、花京院です。
この人だけ急に「第3部「スターダスト・クルセイダーズ」の人なんですけど、キャラ人気はかなり高いそうですね。
そして、地名にちなんだ名前でもある(広瀬康一もそうですけど)。
少し、承太郎・康一くんとは離れた場所にあります。その名も「花京院」。
うわーすごい、じゃないですよ。
地名が先です。
今、グーグルマップで見てみても、「花京院スクエア」「ニコニコレンタカー仙台花京院店」「牛たん炭焼き 利久花京院店」など、これこそまさにエメラルドスプラッシュ。
ここにある、「花京院郵便局」前にあるとのこと。
偶然なのかなんなのか、この郵便局、奇妙に「グリーン」なんですよ。
「ジョジョ」に寄せたの???
↑後ろが郵便局。
ほら、グリーンでしょう?
近づいてみました。
エメラルド・ビルディング。
6、杉本鈴美&アーノルド
鈴美さんは確か、「オーソン」横の小道にいる。
ということで、オーソン前にありました。
この「OWSON」は、実は「ローソン仙台柳町通店」です。
通常の営業をしながら(ちゃんとローソンの看板もある)、オーソンの役割も持っている。
このあたりにあります。
おおっ、グーグルマップ、投稿者がみんな、「オーソン」として写真をアップしてるぞ。
なんのこっちゃわからない近隣のおじさんとかは「なんで急にコンビニの写真撮ってんだ!?」みたいな怪訝な顔で、通り過ぎてました。
7、吉良吉影
シリアルキラー・吉良吉影は、静かに暮らしたいくせに、商店街にいます。
これもなぜかお店が指定されてしまいますが、「仙台フォーラス」のある、商店街。
このへんです。
この近くにはあの「むかで屋」もあります。
8、鋼田一豊大
さぁ、ここからが大変。「鉄塔の男・鋼田一豊大(かねだいちとよひろ)」。
なんでそんなところに!?な場所にマンホールは設置されています。
ここ。遠ッ!!!!
ここには「八木山ズーパラダイス(動物園)」があるんです。
八木山(やぎやま)という人物は、第8部「ジョジョリオン」に「八木山夜露(やぎやまよつゆ)」というのが出て来ます。いや、だからッて…。そしてその東側には「八木山ベニーランド」という遊園地が。昭和43年開業のこの遊園地は、失礼ながら「ひと昔前の」と言いたくなる風貌。でも、市民には長く親しまれている「遊びやすい場所」なんですね。いや…ちょっと待てよ…今回は、フェンスの外側から見ただけでしたが、あの感じ…あの遊園地の感じ…見たことあるぞ…夢の中で…。
なんだッ!腕にッ「BABY」ッッ!!!????
そう、「デス13 」の時に出て来た、あの遊園地ッッ!!!!
おそらく、そのモデルになってるんじゃないかと、直感することができました。
仙台おそるべし。
9、音石明
さあ、最後の難関、レッチリです。
実写版「映画ジョジョの奇妙な冒険」を見てしまうと「おいおい、形兆を吉良が殺したりしたら、音石が出てくる必然性ないやん。レッド・ホット・チリ・ペッパーが恐れないという意味では、ジョースター翁が来る必要もなくなるやん。ということは、透明の赤ちゃんも出てこないってことやん…」と想像は膨らみますが。
まぁ、もともと透明の赤ちゃんはいてもいなくても…。
音石明だけは、地下鉄東西線の終点(終点ッ!!)、「荒井駅」にありますライブハウス、「SENDAI GIGS」前にいました。
さすがはギタリスト。
ここです。
ふう。コンプリート。
鋼田一と音石だけマジで遠い。
なんでそんな遠いところに。
でも、仕掛けとしてはとても面白いですね。
そこに行かないと絶対に見れないし、マンホールという「公共物」を利用することで、「町ぐるみ、行政も関わってる」感がすごく出る。
これ、会期が終わったら撤去するんでしょうねえ…勿体無いですね。
この趣向だけ、どんどん増やして行って欲しいものです。
いかがでしたでしょうか。
「ジョジョフェス」会場に赴かれた方でも、時間の都合で全ては(特に最後の2人は)見れてない!という人が多かったんじゃないでしょうか。
意外に、探すコツとしては「もうすでに、誰かが彼らで地面を撮っている」が手がかりになりました。ちなみに。「SENDAI GIGS」の周囲には、人っ子一人いない時間でした。
そこに立つ私です。
では、次回をお楽しみに。