ヴィヴァルディのヴァイオリンの腕は1715年、演奏を聴いた人たちが驚くほどのものだった。
不遇のうちに人生を終えたが、彼の残した「四季」を知らない人はいない。
四季の楽譜には、作者不明のソネット(詩)が添えられており、例えば「夏」には「焼け付く太陽の容赦ない暑さに/人も家畜もぐったりとしていて/松の木は今にも焦げそう」と書かれている。
曲のイメージ、聴衆の想像力を補助するにあまりある役割を果たしている。
もともと「四季」は、「和製と創意への試み」と題された協奏曲集の一部だったという。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365