「悪」だとは思ってません。
なぜなら、自分には関係ないからです。
なんらかの関係がある場合にはたぶん「許せない」「考えられない」「天誅」などの言葉がイナヅマのように瞬時に脳裏をかけめぐるんでしょうけれど、まずもって赤の他人が、どんな関係性を誰と結んでようが、いっさい何も思いません。
そりゃそうですよね。
なんの関係もないのに世間の人、不倫に怒りすぎです。
ただ、「多いなぁ」とは思います。
みな、いろいろな「不倫する理由」を設けてるんですねえ…という感じ。
「言い訳」と呼ぶんですけどね、それを通常は。
私は「悪」だとは思ってないので、とてもフラットに、そういう方々のお話を聞くことができています。
純愛、という設定で突き進んでいる人。
腐れ縁、という設定でハマりこんでる人。
鬱屈とした日常生活からの逃避、という設定を正義としている人。
「すべて配偶者が悪い」で乗り切ってる人。
色々いらっしゃる様子。
ただ、浮気の証拠を握られると、損害賠償を払うことにもなります。
バレたら、謝るだけでは済みません。
バレたら、土下座しても済みません(例外はある)。
「離婚して、そのあと浮気相手と一緒に…!」という「一生幸せ・パーフェクト勝ち組ラブラブ逃げ切りパターン」というのは「万に一つもない」と考えてよいようなので、それなりの覚悟はやはり、必要ですね。
いや、いろんなお話をうかがってるとどうも、「覚悟」なんかするのは、不可能なようなのです。
これは基本原則のはずなのに、誰も言わないので私がここで言いますが。
不倫・浮気をしている人は、100%「性欲のトリコ」です。
今までうかがったことがある人で、カラダの関係がゼロ、という不倫・浮気は無い。
皆無です。
絶無です。
みな「どうやって性欲を満たすか」を「純愛」「腐れ縁」「逃避」という言葉を駆使することで、なんとかごまかしているんですね。
それはそれは、滑稽なほどです。
だけどそういうものなんでしょう、人間なんてしょせん。
実態は「性欲処理」であったりします。
「より興奮する方向へ」ってことです。
その興奮が「愛という幻想」にすり替わってしまっているということですね。
何度も書きますが、特に「悪」だとは思ってませんよ。
否定もしてません。
どうぞ健やかに!と思うだけです。
「性欲のトリコ」になっている以上、関係が長引けば、ワキが甘くなっていくのは当然です。
探偵をつけられて尾行されたり、スマホの内容(LINEのやりとりや画像・動画など)の証拠を押さえられて多大な慰謝料を払うハメになる人は、「だいじょうぶ、あの人は気づいてないから!」と、ご主人(または奥さん)を大した根拠なく、小バカにしてるんですね。
この世にある油断の原因は「小バカ」ですから、その法則にしっかり当てはまってらっしゃる、と言えます。
小バカにされながら探偵に調査を依頼する気持ちは、どんなものなんでしょう…。
体験談などを読むと、食事もできず、頭が動かない状態になるようですね。
人によっては世界が平面で、モノクロに見えてしまったり。
それくらいの喪失感。
ショックというより、ああ、そうなんだ…という平坦な地獄。
信じていた人の裏切りはとてもショックで腹立たしいものです。
食事も喉に通らず、眠れない夜が続き、自分を責めてしまう方も多いです。
でも、悪いのはパートナーとその相手であって、ご自身は悪くないんですよ。
じっさい、探偵に依頼するなんてドラマの世界のことのようですが実は需要は、すごいあるんです。
需要がなければ、探偵社、とっくに存在しませんから。
妻・夫・彼女・彼氏・父・母・兄・姉・嫁・婿。
これらすべてがターゲットになり得ます。
ターゲットっていうのは「探偵の、調査対象」ってことです。
そうなのか…「嫁・婿」…。
ターゲットを「嫁・婿」と呼ぶということはつまり家族が、親が、お金出してでも調べろって言ってくれるってこともある、ということですか。
「あとをつけられてないか、バレてないか、気を付けてるので大丈夫!」というシロートの「注意」などは、プロには一切役に立たないそうです。
で、結局はどれくらいかかるんだ、というのは気になるところ。
50万とか100万とか、まとまって必要なんじゃないでしょうか?
無理ですよね、そんな大金。
ぽん、とはね。
けっこう「写真を撮る」「尾行する」とか、ピンポイントで、頼めるみたいです。
「一週間みっちり」ではなくて、「水曜日の19時からあの辺りで1時間」とか。
それなら数万円で済むかも。
考えてみればだいたい、日常の生活のリズムにネジ込んでくるのが不倫・浮気のスケジュールってもんでしょう?
例えば夫が出張のタイミングを見計らって、妻が自宅で…とか。
そう、だから、ピンポイントでいいってことですね。
そう考えると、ほんとに数万円で済みそうな感じ。
知りながら泳がせて、演技しながら普通の顔して…。
なかなかツライ生活でしょうけど、「暮らしの維持か・人としての意地か」ってところのせめぎ合いでしょうし、いや、のちにがっぽり慰謝料取れるなら、探偵の支払いなんて安いもの…かも。
引っ越しもできて、新生活が早く送れる。
すげえ時代だぜ…と思いながらも、こんなサービス(自分が依頼したい不倫調査にぴったりの探偵を紹介してくれる)があると知り、後学のためにもじっくり読んでみた次第です(上の引用はサイトから)。
確かに、いきなり探偵事務所に乗り込んで(電話して)依頼するとか、ハードル高すぎる。
まずはこれを使って「どんな感じで相談すればいいんだろう?」を、相談したい。
上掲の「信じていた人の裏切りは…」部分は、このサイトにあった文言です。
私に相談してくれても、いいんですよ?
このブログを見ている人がそんな依頼をするとはあまり思えないんですが、人はわからないもの。
実は「あんた、探偵つけられたら一発で終わりだべ」レベルの不倫をしている杜撰(ずさん)な人らってもう、パッと見渡しただけでもナミビアの蟻塚のシロアリくらいたくさんいるので、それらのお話をふ〜んと聞き流しながら、慰謝料の試算を、してみたりしています。
そして最近はこれがとてもとても、有効なようです。