見たもの、思うこと。

『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』

投稿日:2023年3月28日 更新日:

公式サイト
https://dbmd.jp/

行ってまいりました。

IMAXで臨場感あふれる感動体験。

映画は、煌びやかなコラージュ。
ボウイ本人の影に映る、穏やかだけど苦しそうな生き様。

激しくアーティフィシャルな芸術活動に見られることもあったであろう彼の、深く静かな洞察眼を垣間見るような。

何ヶ所も、日本が出てくる。
「もう、ここでいいんじゃないか」みたいなことをボウイは言ってた。
それくらいハマってたそうだ。

イマン氏との新婚旅行も日本だった。

タイトル『ムーンエイジ・デイドリーム』はアルバム『ZIGGY STARDUST』に収録された曲名で、1972年の発表。「月面世界の白昼夢」と訳されたのを見たことがある。

映画『ジギー・スターダスト』はそのラストライブの模様を鑑賞するライブ映画だった。大阪と横浜で観た。

映画「ジギー・スターダスト」公式サイト
http://ziggystardust.onlyhearts.co.jp/

 

その周り、そのころ、その後…。

今回の『ムーンエイジ・デイドリーム』には、あのジギーが死んだ後、世界は続くよボウイはどうなっていくんだよ、っていうおそらく、彼自身がもっとも興味深く感じていたであろう世界を、さらにスターとしての地位の確立していく過程と葛藤とともに描いている。

60年代後半から始まった活動は70年代にジギーを生み、アメリカ時代、ベルリン時代を経て80年代に突入、『Let’s Dance』で完全に新しいボウイになった。

2016年に亡くなるまで、新作はただの音楽の羅列ではなく「新たな芸術形式(アートフレーム)」だとまで言われた。遺作となってしまった「★」は、彼を永遠に星に「★」として認識せざるを得ない凄みを抱えている️。

デヴィッド・ボウイと言えばやはり派手な70年代、ジギーやグラムロックの印象が強い。
次にベルリン時代という強烈で一般的な印象を拭いさることはできず、どうしても90年代初頭の活動などは無視される傾向があるような気がする。

紹介される多くはアルバムなら『ジギー・スターダスト』『ヒーローズ』、そして『★』ということになってしまう。

アルバム『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』(1993)、『アウトサイド』(1995)、『アースリング』(1997)、『アワーズ…』(1999)は、テクノロジーと作家性を融合させることに成功した結果だ。その創作意欲の爆発が、2000年代の『ヒーザン』『リアリティ』へと繋がっていく。

この辺をもっと盛り下げる企画…となると映画なら2時間では収まらないだろう。

 

映画公開を記念して、ポップアップストアが渋谷PARCOに出来ている。

『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』
公式 Pop-up Store by PGS

https://store.pgs.ne.jp/davidbowie?gclid=EAIaIQobChMIg9vgsr7-_QIVBUkPAh17yQAsEAEYASAAEgJ73vD_BwE

若者でごったがえすPARCO館内であったが、ショップは少し閑静な状態だった。

オリジナルグッズや鋤田氏の写真集販売コーナーも。

こういう、写真を撮るスペースがあった。
同じポーズを取っている人はこの時はいなかった。

衣装の(レプリカの)展示。

映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』。

2時間はあっという間。
映画としての音響も素晴らしいし、冒頭にも書いたがすごい数の「時代を写す映画たち」とのコラージュが盛りだくさんで、ぜんぜん飽きない。

何やってるのか知らなくても、ボウイが誰か知らなくても見ていられるんじゃないだろうか。

最新の映像テクノロジーと、発達するAIが世界を変えようとしている今、ボウイが生きていたら何をしたいと言い出すのかな…と考えたりするのも、つまり「ムーンエイジ・デイドリーム」ってことなのだろう。

 

本日は以上です。

 

京都で観れた、『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』

「DAVID BOWIE is」大回顧展を観たあとの感想が全員同じな件

※困ってもいないし悪口言うつもりもないんですけど、「ムビチケローソン券」をネットで買うと、ローソン店舗で紙のチケットを発券してレジでお金を払います。そのチケットには「映画館のサイトで座席指定をしてください」と書いてあり、自分が見たい映画館のサイトで座席指定をします。チケットにあるQRコードはスマホでは読み込めないぜと書いてありました。鑑賞当日、割り振られた番号のみを使って入場券を発券します。レシートみたいな薄い紙を。番号だけで良いのでローソンで得たあの紙のチケットは不必要です。映画館に持ってくる必要すらない。ちなみに映画館のサイトで座席指定をする際にIMAX使用料500円を支払います。必須ならローソンで払わせてくれよ。そのタイミングとか三度手前な感じとか、自分が慣れてないだけかもしれませんけれど妙な購入ルートがあるものだ…と思いました。「スマホ持ってない人もいる」とかも考えるけれどサイトに繋がることは必須だし、その場合スマホ持ってない人はネットカフェに行くんですかね。初手の「ムビチケローソン券」が「行きつけのローソンのロッピーで買う」の代わりだとしたら理解できる気がしてきます。仕事帰りにローソンで…っていや、それもスマホで出来るしな…手数料のせいで高いとかもないし…まだよく嚥下できてない、不思議な体験でした。







-見たもの、思うこと。
-, , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ジョジョ展2017その6【パン編】

何個パン食うんじゃわし。他のグルメをぜんぜん堪能せずにパン類を責め続ける私。

わんちゃん用おせちに驚く

もう、本当に、いくらでもあります。

テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエからベン・ハーへの逆行

テルマエを通して、文化を理解するスピードがとてつもない主人公。

あれは「ユニバース」だったのか!!!

スターが勢ぞろいした(だけの)集合写真まである。

シン・ゴジラ

ポリティカル・フィクションとしてのシン・ゴジラ

緊急の課題として今後の対応を検討する中、国平内閣副総理大臣兼外務大臣が「駆除でよろしいかと」、葉山経済産業大臣が「賛成ですね」と発言し、金井内閣府特命担当大臣(防災担当)と河野総務大臣が「私も駆除に同意します」と言い、「そうだろ!防衛省!」と振られた松本防衛省運用政策統括官が「えー、過去、有害鳥獣駆除を目的とした出動は幾度かありますが海自による東京湾内での火器の使用は前例もなく、なんとも…」と顔を曇らせ、柳原国土交通大臣が「まぁまぁ、ことを荒立てず、穏便に追い出せないのか」と楽観論を出し、菊川環境大臣が「総理。各学会と環境保護団体が、貴重な新生物として捕獲・調査を提言しています。定置網を至急湾内に用意して欲しいそうです」と言い出します。金井内閣府特命担当大臣(防災担当)は「いや、ここは駆除だ。魚雷とか使えばすぐ済むだろ」と水を向けるとそれを受けた花森防衛大臣は「お気持ちはわかりますがここは、火器使用も含め本省に検討の時間をいただきたい」と強めに返します。それに便乗するように関口文部科学大臣が「私からも是非とも捕獲を視野に入れた検討を願います」という発言があります。

徳ちゃんねる

徳ちゃんねる

■TRANSLATE

よく読まれてそうな回↓

■書いてる人↓

書いてる人

■書いてる人↑

■newアルバム「ATLAS」

■newアルバム「ATLAS」

master of none

master of none

DUPING DELIGHT」

DUPING DELIGHT」

BE LIKE HIM

BE LIKE HIM

■ANNIHILATION(YouTube)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓



afbロゴ