世界で初めて、全身麻酔をつかっての手術に成功した江戸時代の医師。
家族の犠牲(実母は死亡、妻は失明)の上に成功にたどり着いた。
全身麻酔薬「通仙散」は秘伝とされ、正確な調合分量は記録されていない。
1804年、全身麻酔による乳がんの摘出手術に成功し、その後も膀胱結石、脱疽、痔、腫瘍摘出など、多くの手術を行った。彼が考案した医師は麻酔だけでなく、和漢薬として用いられる十味敗毒湯、中黄膏、紫雲膏などがある。
※麻酔から目覚めた乳がんの手術をした女性は、目覚めてから約20日で故郷へ帰っていったという。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365