金閣寺は足利義満による北山文化。
銀閣寺は足利義政による東山文化の、それぞれの象徴である。
圧倒的な栄華を誇った三代・足利義満は、その権力の象徴を鹿苑寺金閣で表現した。
応仁の乱を経た八代将軍・足利義政はわび・サビを理解し、禅宗的な美意識を好んだと思われる。
金閣は1950年に一度焼失したが、銀閣は当時のままである。
※「銀閣」には銀箔を貼る予定はなかった。対比のためにそう呼ばれているだけである。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365