松尾芭蕉の死後、与謝野蕪村が再興した俳諧だったが、明治初期まで停滞期が続いた。
芭蕉の死後200年となる1894年、正岡子規は芭蕉の神聖化を真っ向から否定した。
明治政府は芭蕉を神事の対象としていた。
ただし子規は「古池や」の一句のみを「俳諧の歴史上最必要なる者」と絶賛した。
※月例の句会の作品を「月並み調」と正岡子規が批判したために、平凡・陳腐なことを「月並み」と呼ぶという説がある。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365