フォービズムからキュビズム、ダダイズムなどの潮流を貪欲なまでに取り込んだ若き芸術家たちは、退廃的で虚無的な時代の花として、大正ロマンを咲かせた。
大衆文化が発展していく過程で、ファッションや文芸、演芸に至るまでが新しい波の中にあった。彼らの一部は共産主義と革命に傾倒し、プロレタリア美術運動への進んでいくことになる。
自由闊達な雰囲気はやがて昭和ロマンへの受け継がれていく。
※「夢二式美人」と呼ばれる女性を描いた竹久夢二は、大正ロマンを代表する画家である。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得る。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて驚きつつ知り、ああそうなのか〜なんて言いながら、ほんの少しだけメモのように書くことを1年間続ける修行。「ああ、365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。「教養が身につくかどうか」なんてどうでもいいんです。そこに拘ってはいけない、基礎の基礎。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365