1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365 文学

井原西鶴 150/365

投稿日:2021年5月30日 更新日:

好色一代男

俳諧師であり、浮世草子・人形浄瑠璃の作者。

代表作の一つである『好色一代男』は、主人公の人生を54章に分けて描いており、この方式は『源氏物語』54帖になぞらえたものだと言われている。

談林派の俳諧師として、「矢数俳諧」に挑戦した井原西鶴は、一昼夜で23500句を作り、「二万翁」と呼ばれていたという。

江戸時代にあって、彼には武士政権を揶揄したり、町人の開放を求めたり、という考えはなかった。
あくまで市井に生きる個人にスポットを当て、それまでの日本文学に存在しなかった人物像を、作品に登場させた。

 

※西鶴の句風は「阿蘭陀流」「放埒抜群」などと揶揄されていた。

 

(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)

斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。

1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365







-1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365, 文学
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

火薬 116/365

元寇との戦いで、日本は初めて「震天雷(てつはう)」に触れ、火薬を知ることになった。

神道(八百万の神) 007/365

日本独自の宗教。

西田幾多郎 343/365

哲学者。

藤田嗣治(レオナール・フジタ) 348/365

「私が日本を捨てたのではない、日本に捨てられたのだ」と語った。

江戸(東京) 274/365

治水・物資の運搬・リサイクル事業の整備など、大都市になっていく要素が整っていた。

徳ちゃんねる

徳ちゃんねる

■TRANSLATE

よく読まれてそうな回↓

■書いてる人↓

書いてる人

■書いてる人↑

■newアルバム「ATLAS」

■newアルバム「ATLAS」

master of none

master of none

DUPING DELIGHT」

DUPING DELIGHT」

BE LIKE HIM

BE LIKE HIM

■ANNIHILATION(YouTube)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓



afbロゴ