世阿弥によって書かれた、我が国最古の演劇論。
父・観阿弥が興した猿楽の一座は室町将軍・足利義満に庇護された。
息子である世阿弥も寵愛を受け、「能」を後世に伝えるために書かれた。
世阿弥は楽譜も図も使わず、文字だけで真髄を伝えようとした。
そのため、『風姿花伝』では新しい言葉の用法が、多く使われている。
※世阿弥の「世」を濁るように指示したのも、足利義満だったと言われる。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365