ウラジミール・ナボコフの小説。
彼が英語で書いたこの物語は、アメリカでは出版社が見つからず、結局フランスで出版された。
傑作であるという評価と、完全なる猥褻本だという評価に分かれた。
少女への性愛が真の愛に変わった教授の物語は今日、セクシュアリティと抑圧を鋭く掘り下げた文学作品だと評価されている。
そして、ナボコフが編み出した語り口は、ポストモダニズム文学の特徴でもある「信頼できない語り手」という叙述技法を使った作品として、重要視されている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365