奈良時代に筆・墨・紙の作り方とともに伝来した。
中国では「書学」と呼ばれ、六芸の一つとして重んじられてきた。
書道は、古典から学ぶことが正当な学習だとされる。
楷書は「九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい」・孔子廟堂碑、
行書は「集王聖教序(しゅうおうしょうきょうじょ)」・蘭亭序、
草書は「書譜」から学ぶ。
書道の大御所、小野道風(おののどうふう)を「野跡(やせき)」、
藤原佐理(ふじわらのすけまさ)を「左跡(させき)」、
藤原行成(ふじわらのゆきなり)を「権跡(ごんせき)」と呼び、
合わせて書道の影響を与えた「三跡」とする。
※「三筆」と言えば空海・嵯峨天皇、橘逸勢(たちばなのはやなり)である。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365