氷室京介の生き様に迫る、6年間の密着ドキュメンタリー。
届きました。
DOCUMENT OFKYOSUKE HIMURO“POSTSCRIPT”
氷室京介の生き様に迫る、6年間の密着ドキュメンタリー。
https://7net.omni7.jp/general/005108/201007himuro
以下、追記。
Disc1:「THEATER EDITION」
Disc2:「PERFECT EDITION 01」
Disc3:「PERFECT EDITION 02」
【特典ディスク(Blu-ray)】
「KYOSUKE HIMURO 60th ANNIVERSARY ONLINE
HANABI LIVE“DISTANCE”」HANABI LIVE(全10曲収録)
DOCUMENT01~05
2016年5月23日、「KYOSUKE HIMURO LAST GIGS」東京ドーム最終公演。
音楽界に多くの伝説を残し、常にトップスターで在り続けた男がステージを降りた。
― 彼はなぜ、その決断をしたのか。―
氷室京介自身から発せられる数少ない言葉を頼りに、多くのファンは様々な思いを巡らせていた。
次第に明らかになる聴力の問題、遠く海を隔てて体験した東日本大震災、
無念のステージとなった2014年の横浜スタジアム、そしてファンへの想い……。
氷室京介はいつも何かを背負い、様々なことを受け止め、そして一人、決断していた、この激動の6年間、様々な「氷室京介」にまつわる事象の裏で、1台のカメラがその姿を捉え続けていた。
「自分が目撃したものを、ファンにも伝えるべきだ――。」
密着取材を通し、氷室京介の近くで、その知られざる苦悩や葛藤を目撃し続けた監督の想いから、『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO“POSTSCRIPT”』は完成。
「LAST GIGS」に対する「追伸-POSTSCRIPT」として、ライブ活動無期限休止の決断とこれまで語られてこなかった真実が映し出されている。
2010年からの6年間、およそ180時間に及ぶ密着映像とトータル6時間以上にわたるロングインタビューを交えて贈るドキュメンタリー作品。
見方によっては、非常に苦しい作品、です。
観るのがしんどい。
勇気が要る。
それは「最後の6年間」であったから、です。
華々しい戦績でありながらも、リングを去らざるを得ないボクサーの、葛藤と苦悩が伝わってくるかのような。
とても、還暦おめでとうございまーすブルーレーでーす!
っていうような内容ではないんですよね…。
もちろん、もはやインタビューすら貴重と言っていいほど露出の少ない人なので、あんなに赤裸々にいろいろ映ってて、それが円盤(映像作品)になってるというのは、ここへ来て初めてのことですから、喜びはあります。
ただ、裏を返せば「最後の6年間」の映像と肉声しか収録されていないので、ここへ至るまでにすべての軌跡…みたいな感じには、まとめられてはいないんですよね。
“POSTSCRIPT”にまつわる脈絡(特に2014年からの発表以降)の、いわば「悲壮さ」は、横浜スタジアムから「LAST GIGS」までの期間を含めて、「有終の美」とは素直に言い切れない、だからと言ってジメジメもし過ぎていない、改めて特異な存在であることを再認識させられる流れ、でした。
先日見た、WOWOWの特番。
先日発売された、田家秀樹氏の著書。
この2つと合わせ、3つ揃って、ステージを去る決断をした氷室京介の、輪郭がやっと見えてくるという印象を持ちました。
「お祭り」として開催されたHANABI LIVEは、特番もありました。
氷室京介さん60歳のお誕生日を祝うオンラインイベント『KYOSUKE HIMURO 60th ANNIVERSARY ONLINE HANABI LIVE “DISTANCE”』約3時間に及んだ番組は、現在見逃し配信中です!チケットは現在も公式サイトからご購入いただけます♫https://t.co/6jIsKndpGk pic.twitter.com/11s11ZswQD
— 【公式】HANABI LIVE (@HanabiLive) October 9, 2020
安室奈美恵に続いて2人目、ですよねHANABI LIVE。
別ディスクになってるんですけど、これってVRゴーグルで観ると、特番そのままの臨場感に…なるんですかね。書いてないけど。
今後、WOWOWの特番(『KYOSUKE HIMURO 60th Anniversary WOWOWスペシャル』)が円盤化されて発売されることってあるんでしょうかね。
それを密かに待ちつつ、「LAST GIGS」へ向かう氷室京介の残像を、今日も追いかけていきたいと思います。