2021年の祝日が変わります。
これは、2020年12月4日に公布された、東京オリンピック・パラリンピック特別措置法等の一部改正にともなうものです。
内閣府のサイト
「国民の祝日」について
https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
令和3年(2021年)に限り、「海の日」は7月22日に、「スポーツの日」は7月23日に、「山の日」は8月8日(※)になります。
(※)国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)第3条第2項の規定に基づき、8月9日は休日となります。
と書いてあります。
それぞれにお持ちの、来年のカレンダー・手帳をご覧ください。
特に「山の日が8月8日」になるところ。
手帳には、山の日は8月11日(水)だと書いてあります。
これが8月8日(日)になる。
日曜日が祝日になるから、次の9日(月)は休日になるんですね。
カレンダーの発売はもう始まってるし、これ、気づいてない人って多いんじゃないでしょうか。
祝日が「増える」んじゃなくて「移動する」んです。
つまり、
もともと「海の日」だった7月19日(月)は、平日です。
もともと「スポーツの日」だった10月11日(月)は、平日です。
もともと「山の日」だった8月11日(水)は、平日です。
この「祝日の移動」はなぜ行われるのか。
祝日を移動させる理由としては、東京オリンピック・パラリンピック大会期間中の「アスリート・観客等の円滑な輸送」、「経済活動、市民生活の共存を図るため」なのだそうです
オリンピック・パラリンピックの期間は7月23日〜8月8日です。
なので、開会にぶち当たる7月22日(海の日)と7月23日(スポーツの日)を祝日としてドッキングさせて、閉会にぶち当たる8月8日(山の日)あたりを連休にした…ということですね。
すでに作られてしまっているカレンダーについては、修正シールが要りますね。
だって休日が祝日に。祝日が平日に、ですよ。
カレンダーだけを信じてたら「出社してみたけれど休みだった(あるいはその逆)!」ということが起こりかねないですよね。
そして、カレンダーを買うのは、グラビアとか好きなタレントさんの、すでに売られているもの以外に関しては、修正されていることを確認してから、買うのがよろしかろう。