まさに喰らうどファウンディング。
コロナ禍で、いろんな飲食店が悲鳴を上げておられます。
現実問題、もう悲鳴すら聞こえなくなってきていたりもします。
お店開けてれば開けてるだけでお金かかるし、
だからって閉めたらお客さんが来たくても来れないし…。
開けてるってことは他の仕事できないってことだから、
それでお客さんゼロだったら売り上げもゼロ。
仕入れや光熱費・家賃・人件費は自動的にかかりますからね。
他の仕事を探す…と言ってもそれすらもなんだか自粛ムードだったりするし。
感染を懸念して店を閉める、行くのをやめるって言ってんのにわざわざ不特定多数が集まる場所で新たな仕事を…っていう、よくわからないリスキーさすらつきまとっています。
じゃあどうすんのっていう。
クラウドファウンディングのサイト「キャンプファイア」にも、
そういうのがたくさん出てました。
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「まちづくり・地域活性化」のジャンルを見れば、たくさんたくさん出てきます。
いやほんと、これくらいしか出来ることってないですもんね。
せっかく開いたお店、この間とりあえずずーっと閉めて、ほとぼりが冷めたら再開しましょう!とか、ちょっと今回はダメだったけどまた店作りまーす、とか、そんなこと出来る人ばっかりじゃないですからね。
一念発起で人生をかけて、言ってみれば大借金を抱えながら自転車で走り続けるぞ!って決めたのに、急に「ペダルを外していただくお願い」がやってきて、外してなくてなんだか必死で漕いでるのが悪いみたいな空気も出来てきて、どうしようもない。
いろんなプロジェクトを見てると、すごいお金が集まって、何百人も支援してる人がいるのもあって、すごいなぁと思う反面、そんなの何回も何回もやるのかってなったらそうはいかないし、主催者や店主だってそれで儲かる、とかじゃないから、いやぁこの先どうすんのよ…という悲嘆が、消えるわけでもないんですよね。
例えば何百年続く老舗、とかも潰れる。
そうなるとその経営者の生活、だけでなく、歴史建造物そのものの存続も危ぶまれる。
歴史的に価値がある、となると自治体が買い取ったりして保全していく…ってことになるパターンもあるんでしょうけど、やっぱり公的資金、今こそ使ってくれよ、という思いは出てきますよね。
キャンプファイアとか、クラウドファウンディングが「生活そのもの」を支えるようになってしまうというのは、本来おかしいわけで。
私もいくつか支援(購入)したことあります。
マスクも増えてる。
スマホ充電器とヘッドフォンが多い。
あと財布。
↓
そういえばこの記事で訪れたのも、「Makuake」の応援、だったんですよ。
クラウドファウンディングじゃなくても、「こうやってくれたら助かります!」みたいなやつ、飲食店の人らは考えて発信すべきだと思います。
助けたくてもどうしようもない、っていう、隠れたお客さん、「サイレント・マジョリティ」、たくさんいるはずですから。