1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 音楽

調性と無調性 306/365

投稿日:2019年11月2日 更新日:

ワーグナー 生誕200周年記念ベストアルバム

ポップスやニューミュージックのほとんどすべては、調性音楽の部類に入る。

調性音楽とは、基準となる特別な音を中心音にすえ、それを重視して作られた音楽のことである。

クラシックでも「交響曲 ト短調」ならば、ト短調の音階を基盤として、トの音が中心音になっている。

無調性音楽はこれにとらわれず、ある音階で決められた音の間にある半音も多用したものである。リヒャルト・ワーグナーがこの世界を押し広げた。

音楽で調性を排する動きが出てきたことは、思想的、そして時代的にも、抽象芸術が具象的なテーマを排除し始めたことと呼応している。

リヒャルト・ワーグナー 257/365

(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)

1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。

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