芸術とは、どこからが芸術で、どこからがそうでないのか?
これが「美学(aesthetics)」だ。
この言葉は、ドイツ人哲学者アレクサンダー・ゴットリープ・バウムガルテンが造った言葉である。
ある物体の、何がそれを芸術にするのか?という問いは、常に芸術を取り巻いている。
美しいものが芸術か?
では夕焼けや風景、日常にある美しいものも芸術なのか?
そして我々がくだす、芸術に関する言葉は、一体何を言っているのだろうか。
「これは美しい」とは「これが好きだ」という意味なのか。
「審美眼」という概念についても、美学は問題を常に抱えている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないかという実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、ほんの少しだけ書くことを1年間続けています。最低限「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいいんじゃないか、と。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365