見たもの、思うこと。

十二国記のアニメを観る

第七話 「月の影 影の海」 七章

十二国記を読む

で感動した中華(?)ファンタジー「十二国記」。
全話、観ました。

シリーズの名前がなかなか覚えられないんですけどw、アニメシリーズはAmazonプライの中に埋まってる(その表現は適切か)、「dアニメストア」に登録することができます。

ついで言うとこのdアニメストアは30日間お試し無料で、そのあと登録解除すればつまりすべて無料で観れてしまうわけで、そういうのを裏技というのかどうかは知らないけれど、旧作で「dアニメストア」の名前が永久に視聴者に刻まれるのだとするならば、宣伝費としては高くないのもかも知れない、なんて思ったりもしました。

登録して30日を過ぎると自動的に課金される(決済情報を登録するから)んですが、

「アカウントサービス」


メールマガジン&その他の設定にある
「Prime Videoチャンネルの管理」


登録チャンネル

で設定することが可能です。

さてアニメ「十二国記」。

ほんと、製作陣の苦労が偲ばれます。

なに、やってるの…?と言いたくなるほど途方もない世界観、だけど古代〜中世の中国みたいなイメージもあって、その上ファンタジー小説が原作ですからほとんどすべての登場キャラクターはアニメ用に開発されたもの、なんですよね。

山田章博氏の手による挿絵がその元になっているんですけど、さらっと出てくる王宮の様子とか、幼獣・妖魔の類なんかは、伝説の動物をモチーフにしつつ、カラーやディテールは、オリジナルのものでしょう。

今はファンタジーRPGとかそういうのもかなり進んでるので、豪華で凝ったデザインの登場キャラも当たり前に感じますが、ヨーロッパ・キリスト教世界ではない世界観でのファンタジーとなると、安易に「天使みたいな翼」とかいうわけにもいかないんですよね…。

 

泰麒の使令となる別格の妖魔「饕餮(とうてつ)」のデザインはすごかったですね。

「騶虞(すうぐ)」はけっこう、古来のデザイン、「和漢三才図会」に描かれている白虎が下敷きになった感じを踏襲していました。

この「騶虞(すうぐ)」、古代には実はジャイアントパンダを指して呼んでたんじゃないか、という説もあるそうです。なんか全然フォルムが違うと思うんだけどw

しかし壮大かつ緻密なファンタジーなので、「あそこはあの後どうなってるんだ、そして彼は今どうしてるんだ」が気になってしかたがない。

アニメシリーズは全部で45話なんですが、最後が「東の海神 西の滄海」の中のエピソード、「雁国の振り返り話」で終わっており、これは原作もなんですが、蓬莱へ再度流されて行ってしまった泰麒は、どうなってしまうの??という感じですよね。

全部を納得できる形で終わらせるなんて不可能、とはうっすら知りつつも、現在も物語は進んでいる、ようなのです…よ…。

2017年、年末のご挨拶

2017年、最後のご挨拶になります。
お待たせしております「十二国記」について、
今年は新しい情報をお伝えすることを願っておりましたが、
叶わず申し訳ありません。

小野先生のご体調は万全ではないなか、新作を書き進めていただいております。
原稿は、その後かなりの枚数まで進み、超大作となることは確実です。

刊行時期は、お原稿が届いてからの発表となりますが、
2018年には出版できるよう、完成を目指しておられます。

つきましては、発表までもうしばらくお時間をいただけますよう、
お願いいたします。

小野先生のご体調が快復に向かわれることを願い、
皆様に一日も早く朗報がお届けできるよう、スタッフ一同、邁進いたします。

引き続きご支援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
どうぞ良い新年をお迎えくださいませ。

新潮社のページ
十二国記通信
麒麟便り
https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/log/

こればっかりは作者に100%全面的に委ねるしかないことですから、読者としては一生をかけて待つしかない。「ベルセルク」しかり、もう、口頭の音声だけでも良いから顛末と思いつきを全部公開しておいてくれないかな、とか思ったりしますよねw
もう、続きは志ある後進が、尊厳を損なわない形でやるから…と。

十二国記って、「女子の物語」なんですよ。

中国ベースの雰囲気なので「三国志」っぽいイメージがつきがちで、男が好きそう!な雰囲気なので、そうは思えない感じありますけど、流麗な麒麟とか、転変して獣形になるところ(それは逆か。転変して人の形になるんだった)とか、女子に受ける要素は多分にあるんです。

そして何より、主人公たちは女子としての、女性としての、悩みと苦しみと超克がふんだんに盛り込まれている。
あの、陽子(景王)、祥瓊(しょうけい)、鈴(すず)が蜂起の起きた拓峰の街で一堂に会するところなどは、少女たちの葛藤と衝撃が巧みに表現されていますし、陽子が自分が王だと名乗り出る場面は、心情的にもクライマックスの一つだと言えるでしょう。

アニメではオリジナルキャラとして、蓬莱から流された陽子の他に、2人の日本人が描かれていますが、途中からぱたっと出てこなくなり、浅野にいたっては死んでしまいます。かわいそう。

 

 

今のアニメの感じで、「図南の翼」編、やって欲しいですねえ…。

 

 

 

 

 

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