ジョン・ブラウンのおかげで、奴隷解放は早まった。
そう書くと語弊もあるだろう。
彼はテロリスト扱いされる。
彼は北部の穏健な奴隷解放論者を「自宅が火事の人に、穏健な口調で火事と知らせる」となじった。
武器庫を選挙し、南部の奴隷制支持者を、合衆国からの分離に踏み切らせた。
彼の過激な行動は、結果的に南北戦争の火種となり、奴隷制は廃止になった。
評価は分かれる。過激すぎるテロリスト、というのも間違ってはいないが、彼くらいの行動者がいなければ、奴隷制の廃止は、もっと遅れていただろうと思われる。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365