マーク・トウェインの小説。
「nigger」という、差別語とされる言葉が多用されているため、アメリカの多くの学区ではいまだに禁書扱いになっているところがある。
彼がこの小説に込めたのは、寛容を説き、人種差別の愚かしさを訴える気持ちだったにも関わらず、だ。
この小説で主人公のハックは、ジムやトム・ソーヤーと共に、社会の規範が自分の感情や心の声との矛盾を、どう解決していけばいいか、葛藤する。
それを主軸に、読む者に、自分の人生についても考えさせてくれる。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365