スンナ派は、10世紀以降、シャリーアの再解釈には消極的な立場を取っている。
対してシーア派は、定期的に見直しを実施する。それは自分たちの義務であり、時代に合わせてイスラム法を修正していくべきではないか、と考えている。
イスラム教徒にとって、シャリーアは信仰と実践の、根本的な法である。
法解釈はするが、いかにシーア派であっても、新しいイスラム法は作られない。
それはシャリーアが、アッラーの定めたものだからだ。
シャリーアは「イバーダート」と「ムアーマラート」に分かれる。
義務・推奨・許容・忌避・禁止の類型があるシャリーアは、イスラム教徒の人生(それは社会的・政治的・経済的なものを含む)をすべて包摂する。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365