先日、知り合いが「ラジオ番組でマイケル・フランクスの曲をかけました」とおっしゃっていて、ぬおおおお、と驚いた。
高校生の時に「Antonio’s Song」を聴いて「Practice Makes Perfect」に感動していた自分は、音楽はどんな通り道でもたどり着ける、素晴らしいものだなぁと改めて思った次第だ。
そんな私は当時、WOWOWで来日公演のライブがあって、それを食い入るように見ていた。
それをYouTubeにアップしてる人がいた!!
1993年か…。
懐かし。
まさに、この番組だ。
VHSに録画して、ラベルを貼り、擦切れるまで見ていた。
いいなぁ…。
AORサウンドの極み。
ちなみに1993年といえば、TRFがデビュー。
ZARD、WANDS、T-BOLAN、DEEN、大黒摩季らビーイング系アーティストがシングル年間TOP50のうち20作以上を占めた年。
THE 虎舞竜のシングル「ロード」大ヒット。
THE BOOMの「島唄 」が大ヒット。
藤井フミヤの「TRUE LOVE」が大ヒット。
これらは全く聴かず、マイケル・フランクスやロキシー・ミュージックやジーザス・ジョーンズを一生懸命聴いていた。
「私って変わってるでしょ?」ということが言いたいのではなく、その当時、全く知らないに近い状態であってもやっぱり今となっては「島唄 」も好きだし「TRUE LOVE」も歌えたりする。
上にも書いたように音楽はどんな経路からでもたどり着けることのできる、時代を超える素晴らしいものだなぁと改めて思うのである。
ずいぶん世代が違うのに!と、そのラジオ番組で「The Dream」をかけたという方のことを思いましたが、自分もじゅうぶん「世代じゃないじゃないか」と自覚している。
世代世代言ってると、本質を見損なう気もするので注意が必要だ。
日本のUAさんがカバーして有名になった「アントニオの唄」は、このアルバムに入っています。
「The Dream」、そして「Practice Makes Perfect」はこのアルバムに。