1968年、オランダでレンブラント・リサーチ・プロジェクトが立ち上げられた。
レンブラントは大きな工房で、多くの助手たちと作品を制作し、助手たちは彼と同じスタイルで絵を描いていた。
後世、この助手たちの作品がレンブラントのものだと誤解され、誤って鑑定されていたりした。
プロジェクトによる調査の結果、レンブラントの絵画と言われるもののうち、約350点だけが彼の真作だと判定されることになった。
彼がオランダ派最高の画家と呼ばれる所以は、初期に見られた演劇的な要素が消え去り、肖像画において、繊細かつ暗示的な表現が見るものを魅了するからだ。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365