自論構築過程

宇宙についての雑談

投稿日:2019年5月10日 更新日:

 

第一回「死」/第二回「宗教」/第三回「歴史」、でした。

死についての雑談

宗教についての雑談

歴史についての雑談

 

重いテーマだ、
と感じてしまう内容のように見えますが、
じゃあ身内が死んだ時、「これは…重いぞ…!」とか思います??

思わないんですよ、死は、重いとか軽いとかいうことでは本当はないんです。

 

だから、「雑談しておかないといけない」。

でも「雑談とは言え」、なかなかに強い意味があるような気がしますし、宗教も、歴史も、身構えて「さぁ、お話をうかがいましょう」みたいな場面て、日常にはそうそう無いし、もししょっちゅうあるならあなたは宗教関係者か歴史の研究者でしょう。

そういうテーマで雑談する機会って実はなかなか無いので始めたこのシリーズ、ついに「宇宙」まで行くことになりました。

我々は、大きすぎて意識しないけど、「常に」宇宙の中にいます。

でか過ぎて意識できない、それを意識するって、たまにとても大事だったりしますよね。

例えば、われわれがへばりついて暮らしているこの惑星「地球」は、実は時速1,600kmで自転しながら、「太陽」の周りを、時速10万kmで公転しています。

我々の「太陽」を中心とした「太陽系」は、銀河系の軌道を時速85万kmで公転しつつ、
その銀河系は宇宙のスピードに乗るかたち(膨張してるらしい)で、
秒速630km(時速約216万km)の速度をもって、
どこかに向かって移動しているらしいんです。

 

もう、どうでもよくなる規模感。

だけど、そのわけのわからんくらい巨大で、その外に何があるか、すら理解できない宇宙が、なんとなく自分の頭の中には、すっぽり入っているような気も、する。

酸素がなくて息ができない宇宙空間がなぜそうなっているか、ではなくて、
人間が、酸素があるところでだけ生活できるようになった…と考えるのが正しくて、
同時に世界がこんなに美しく見えるのは、そう見える視覚が人間に備わってくれていて、そう知覚できる機能が脳にあるから、ですよね。

 

では宇宙がある「理由」ってなんだろ?

と考えるとそこにいつしか「神」が出てくることになる。

神のお考えになった、神の創りたもうたこの世界のことは、人間にはわからないのだ…。

ちょうど、人間の視覚の範囲内でしか物が見えないように(紫外線などの不可視光線は見えない、など)、わからない「神の領域があるのだ」と言われ続けてきました。

だけど…数学・物理学・量子学などが発達してきて「あれ?見えるぞ…?」という部分が出てきた(内容はぜんぜん理解できないけど)。

理論上あると言われていたブラックホールを、視覚的に確認できるようなところまで、進んできた。

イベントホライズンテレスコープ
https://ja.wikipedia.org/wiki/イベントホライズンテレスコープ

宇宙が完全に神の領域で、「わからない」を制していた宗教分野から、科学は宇宙を取り上げようとしている。

 

いずれ太陽は消滅します(40億年後くらい?)。

その時、人類はどこにいるんでしょう。
地球にいる限り、太陽が消えたらすべてが終わりです。

地下で暮らす、とかも多分絶対無理。
太陽が消えると、地球はこの場所でぐるぐる回る事すら出来なくなる。
進化とか、適者生存とか、シェルターとかも意味がなくなる。

40億年経つ前に、違う太陽系の、地球に似た星に、みんなで移住しないといけない。

「スペースコロニー」について、日本人だけが異常に理解が進んでいるそうですが(ガンダムのせいです)、宇宙空間に移住することへのコストは、いつ、誰が払うんでしょう。世界政府・地球規模なら可能でしょうけど、そこに住む優先順位はどうやって決めるんだろう。

その時、住民票って移すんですかね。
パスポートは…とか…自分の国から発着なんですかね(着はないか)。
パンツとか替えのシャツとかって何枚持っていけばいいんだろう向こうで買えるのかな。

なんて、「想像するだけ無駄」な部分を含めて、宇宙は広大です。
それは、空間的にも、時間的にも。

どんなものも、宇宙の中にある。
われわれの身の回りにあるものは全て(自分自身も)、宇宙に含まれる概念のカスに過ぎない。

実は私たちは常に、いつも、誰とでも、「宇宙の話」をしているんです。

 

つまり、宇宙についての雑談は、死ぬまで続くのです。

もしかしたら、死んだあと、も。

 

というわけで「○○について」の雑談シリーズはこれで終わり。







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