史上、最大の陸上帝国を築いた、「全皇帝の中の皇帝」。
騎馬民族に生まれ、13歳で族長になってからの快進撃は、残虐な侵攻と破壊でユーラシア大陸を席巻し、その範囲は中国・ロシア・モンゴルは言うにおよばず、イラン・アフガニスタン・パキスタン・インド・カザフスタン・トルクメニスタン・ウズベキスタン・キルギス、そして東ヨーロッパにまで至った。
彼の軍は、「服従しなければ皆殺し」政策をとった。
それによって進んだ。
良く途中で裏切りやクーデターなどの崩壊が起こらなかったものだと思うが、これは「ゲル」単位で移動する、遊牧民ならではの民族的結束が理由の一つかもしれない。
チンギス・ハン、の巨大帝国によって、西の文化と東の文化はつながった。
この軍事政権のおかげでシルクロードの旅の安全が確保され、マルコ・ポーロも日本に到達することができた、と言えるだろう。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365