アメリカがヨーロッパと対峙できるほどの力をつけた当時、旧世界と新世界、というテーマで観察眼を発揮した作家。
彼はアメリカ人ではあるが、ヨーロッパ各地にも住み、ついにイギリス国民になる決意をしたのは、死の前年であった。
小説としての処女作「アメリカ人」をはじめとして、がさつだが純朴な新世界と、上品ではあるが退廃を秘めた旧世界の対比が描かれている。
彼は心理小説の先駆者、と呼ばれている。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365