伝説や神話、あるいは神格化された人間。
アブラハムの妻・サラは127歳で死んだ。しかも「喜び死に」したという。
91歳ごろに出産した待望の実子・イサクが死んだ、とサタンに言われていたのに実際は生きていたので、喜びすぎて死んだ。
その歳になると、急激な感情の起伏は心臓に悪いということか…。
950歳まで生きたノアに比べると、127歳などはまだ若手である。
この、「サラ」はヘブライ語で「高貴な女性」の意味もあり、アブラハム・イサク・ヤコブのそれぞれの正妻4人を指す「アルバア・ハ=イマホット」とともに、概念化された存在、と言ってもいいのかもしれない。
彼女はアブラハムたちとともに、パレスチナ自治区のヘブロンに埋葬されているという。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365