インドから中央アジア、朝鮮半島を経て日本に伝えられた。
釈迦が説いたものとはかなり変質していたが、552年(538年説もある)、金銅像と経典がもたらされた。
日本ではこの異国の教理を受け入れるかどうかの論争が起き、権力闘争の一貫として武力衝突に発展した。
外来勢力を利用することが巧みだった蘇我氏が勝ち、聖徳太子が深い理解を示したことで、事実上、国教としての扱いになっていく。
※長野の善光寺の本尊が、最初に欽明天皇にもたらされた、仏像だと伝えられている。
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斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365