大正初期、教訓的なものが多かった文部省唱歌に不満を持った詩人や作家たちが、児童文学誌などを通して次々と発表した。
夏目漱石は『ホトトギス1月号』に、『吾輩は猫である』の連載開始と同時に『童謡』と題する詩を発表した。
この詩以前に「童謡」という言葉は使われたことはほとんどない。
漱石門下だった鈴木三重吉が発行した児童文学誌『赤い鳥』、小冊子『童話と童謡を創作する最初の文学的運動』は、「童謡運動」の拠点の一つとなった。
※三大詩人(北原白秋・野口雨情)の一人西条八十は、早逝したした金子みすゞを見出した人物としても知られる。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得る。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて驚きつつ知り、ああそうなのか〜なんて言いながら、ほんの少しだけメモのように書くことを1年間続ける修行。「ああ、365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。教養が身につくかどうか」なんてどうでもいいんです。そこに拘ってはいけない、基礎の基礎。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365