「世話物」を確立した歌舞伎・浄瑠璃脚本の作者。
武士の家に生まれた彼は、京で宇治加賀掾(うじかがじょう)との知己を得、浄瑠璃作家への道へ進んだと言われる。
江戸期の庶民に人気になったのは「義理と人情」という、当時の庶民道徳を脚本に取り入れたことにある。
心中や仇討ちに、感情的なドラマを持ち込んだことが、画期的な展開と世話物としての「リアル」を演出した。
※明治の研究者は彼を「日本の沙翁(シェイクスピア)」と称した。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365