おんな城主 直虎

おんな城主 直虎第四十三回「恩賞の彼方に」

 

これですね。菊池寛。

色小姓になったマン千代(直政・菅田将暉)。
いくらコミカルにいくら「特別なはからい」感を出したとしても、戦国武将が美少年を手篭めにするのは戦場の習い。いや権力者の嗜み。悪いことでも、変なことでもなかったんですよね。いや一般庶民にどれくらいそんな感じが広まってたのかはわかりませんが、こと戦国武将は戦地に普通は男しか連れていけないという事情もあるし、友情の極まった形というようなとことからの発展もあってか、誰からも咎められるいわれはなかったんですね。「衆道」とはいえ戦国期には。しかも寵愛される側としては女性の場合と同様、出世の近道という側面も大きく、親類縁者・一族郎党の盛衰に関わる事態でもあった。

言ってしまえば井伊家は、直政の才能(美貌も含めて)に救われた、ということですね。

前回の21号に引き続き、台風22号の襲来情報が四辺中二辺を占める中、のんびり家康(阿部サダヲ)の身辺の世話についてお話しは進みます。平和。平和か?絶対平和じゃないw!

そんな中、覚えめでたき万千代が、家康に献上した「ヒメハギ」。滋養強壮、疲労回復とともに、咳止めとしても使われていたそうです。中国原産の生薬・遠志(おんじ)と同じような効能があるとして知られています。遠志(おんじ)には聖武天皇の冥福祈願の際にも献上されたという伝統が。

そして絵描きにも才能を発揮する虎松(万千代・菅田将暉)。でもいつのまにかおとわ(柴崎コウ)と反目になってるw
そして南渓和尚がそれを感じ取って、誤魔化そうとすらしている。こうなるともう、おとわがややこしいオバハン扱いになっていますねww

 

おお、こんな記事が…!今から読みます。

 

巌谷松栽。

「 巌谷に松を栽える(がんこくにまつをうえる)」という言葉が出てきましたね。

これはそもそも、臨済慧照(りんざいえしょう。臨済宗の開祖)と黄檗希運(おうばくきうん。中国の老師。慧照の師匠)との会話から出たとされる禅問答なんだそうです。

「巌谷」は、人の荒廃した心。
「松」は、仏の教えを表しているんですね。

どんな荒れた場所でも、誰かがやらねば、人の心が荒れたままではないか。不毛な場所でも、やってみないと。その思いこそが、人を動かす。そんな思いが込められているんでしょう。

 

で色小姓なの?どっちなの?

「色小姓ということにしておこう」という家康のアイデアで、優秀な万千代を取り立てる、という筋立てなんですねドラマでは。家康にとっては、自軍の勢力を拡大していく中で、浜松勢・岡崎勢などどんどん身内が増えていく過程で、論功行賞が難しくなっていく時期。勝った側は、武功をあげた家臣には土地を与える。その土地を守り、土地をもらったという恩に報いてさらに、家をあげて忠義を尽くし、命を賭ける。それが「封建制度」というものですよね。あくまで土地本位。いわゆる本領安堵。土地の取り合いが、あらゆる戦の理由です。これからしばらくして秀吉は、朝鮮出兵しますよね。あれは結局、「天下は定まった。こうなると、もう家臣に与える土地がにゃーで」という段階にいたって、新しい土地を広げるためにやった、と言えるんではないでしょうか。まだこの時点では信長も死んでいないんですが、信長にもどうやらその気配はある。そしてその「天下統一ののち、海外へ進出する」という野望こそ、周りが(秀吉も…?)必死で止めたかったことなんじゃないか、と。で本能寺の変につながっちゃう。そう考えると、論功行賞が正常に機能してるぶんにはまだ、小さい地域の小競り合い。大変なのは、平定してから、なんですよね。

戦隊モノでも悪の組織とかが「世界征服」を目標に掲げてたりしますけど、大変ですよー、侵略とか、征服なんかより、平定後の治安維持・制度改革・経済発展の方が、数百倍大変ですからね。悪の組織なんかに、その人材がいるとは思えないけどなぁww

とにかくそんな中、抜擢に次ぐ抜擢で、直政は出世していくんですね。

 

 

今回の直虎紀行は、ここでした。
諏訪原城

となえ聞仏の御名は身につみし
つみのやとりにすゞやなるなるらん

 

 

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