彼は神童と呼ばれる少年だった。
東京帝国大学文学部在学中にデビュー作『刺青(しせい)』を書いた。
帝大中退後に書いた短編『秘密』が永井荷風の目にとまり、「肉体的恐怖から生ずる神秘幽玄」「全く都会的たる事」「文章の完全たる事」と激賞され、これをきっかけに文壇での地位を築いた。
関西移住後には過去の作風を一変させ、代表作となる作品をいくつも書いた。
※ノーベル文学賞にも数度、ノミネートされている。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得る。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて驚きつつ知り、ああそうなのか〜なんて言いながら、ほんの少しだけメモのように書くことを1年間続ける修行。「ああ、365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。教養が身につくかどうか」なんてどうでもいいんです。そこに拘ってはいけない、基礎の基礎。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365