蕎麦の栽培は約9300年前の縄文時代から行われていたと、高知県佐川町の遺跡から発見された花粉から推測されている。
「蕎麦がき」や「おやき」「せんべい」「つみれ」「すいとん」など、蕎麦粉を使った食べ物は鎌倉時代以降に広まった。
江戸時代に、蕎麦のつなぎに小麦粉を使うことが伝わり、現在の形の蕎麦へと進化した。
うどんの伝播や名称にも諸説あり、確定的なものはない。
香川県には空海が唐から適した小麦粉と製麺技術を持ち帰ったという伝説がある。
※「十割蕎麦」は蕎麦粉100%の状態を指すが、「二八蕎麦」には「2:8の割合だから」という定説も規定もない。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得る。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて驚きつつ知り、ああそうなのか〜なんて言いながら、ほんの少しだけメモのように書くことを1年間続ける修行。「ああ、365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。教養が身につくかどうか」なんてどうでもいいんです。そこに拘ってはいけない、基礎の基礎。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365