「士農工商」はどう教えられてきたか:小中学校における近世身分学習の展開
現在は「四民平等」とともに、教科書の記述からは消えつつある。
元は紀元前7世紀の中国春秋時代、斉の政治家・管仲の言葉で、「士農工商の四民は国の礎となる民である」と主君に答えたことから来ている。
江戸時代の日本の、固定された身分制度を表すために使われていた言葉ではない。
江戸期に作られた身分差は、武士が最上位ではあったが、その他はもっと流動的なものだった。
※各藩の為政者の、利害の都合で、その扱いは異なる場合があった。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野から、日本にまつわる365日分の知識を得よう。この本を読み、知ってるようで知らなかったことを初めて知りつつ、ああそうなのか〜なんて言いながらほんの少しだけ、メモのように書くことを1年間続けます。最低限「365ページある本を読んだんだ!」という事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365