7世紀初めに書かれた「隋書」の「東夷伝倭国」に、「倭人は囲碁を好む」と書いてあるという。
碁は平安時代には男女を問わず、貴族の間で流行した。
鎌倉時代になって、武士や僧侶にも広まった。
将棋はインド発祥の「チャトランガ」が起源だと言われ、東に伝播して将棋に、西に伝わってチェスになったとされる。
現在、11月17日が「将棋の日」なのは、徳川吉宗によって1716年、御城将棋が御城碁とともに、旧暦の11月17日に行われるように定められたことから。
※明治になって、囲碁の家柄「棋院四家」は衰退し、方円社がこれに替わった。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。いわんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365