3世紀の中頃に建設された纏向遺跡が、最古の前方後円墳だと言われる。
北海道・青森・秋田・沖縄を除く都道府県から、4,700基が発見されている。
国内最大の「大仙陵古墳(仁徳天皇陵として知られる)」を含む「百舌鳥・古市古墳群」には100基以上の古墳があったと考えられているが、半数以上が住宅地造営などの開発で、破壊されている。
なぜ「方」が前で円が「後ろ」なのかというと、江戸時代の国学者・蒲生君平が紛糾を「宮車」に見立て、円状が後ろだと定義した(『山陵志』)。
しかし、古墳造営の時代には宮車の存在じたいが無いので、その説は適切ではないとされている。
※方形部分が小さい古墳は「帆立貝式古墳」と呼ばれる。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365