元々は重要物品を収納する建物を「正倉」と言ったが、最後に残ったのが東大寺の正倉院である。
校倉造(あぜくらづくり)。
聖武天皇崩御後、光明皇后が宝物を保管し、収蔵する場所を定めた。
8世紀に築造された正倉院自体が、現在は国宝に指定されている。
シルクロードを経てもたらされた「瑠璃杯(るりのつき)」や、「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」を始め、楽器・調度品・鏡・飲食具・仏具・武器など、収蔵品のジャンルは多岐にわたる。
※現在、宝物は東倉庫・西倉庫(コンクリートづくり)に保管されている。
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斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365