ディストピア文学の最高峰だと言われる、オルダス・ハクスリーの小説。
彼が予見し、書いた管理社会は、本人が「間違いなく近づいている」と後のエッセイで書くほどに、未来を描いていた。
政治制度だけでなく、科学の分野から未来を描いたこの作品は、人間の純粋な存在を揺るがすシステムの怖さを、存分に味あわさせてくれる。
小説のタイトルは、「テンペスト」から取られている。
(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)
1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365