1972年の大発見で、奈良県明日香村の高松塚古墳は有名になった。
古墳時代の最後期の墳墓と見られ、その時代、唐からの影響が文化的に大きかったことの象徴として、絵柄やスタイルに当時の中国思想が盛り込まれている。
その11年後の1983年、近隣住民の「似たような古墳が近くにある」という証言から、ほぼ同程度のキトラ古墳が発掘調査され、同じように天文図と四神が描かれた壁画が発見された。
※「キトラ」の語源は絵柄からの「亀虎」、または近隣の地名「北浦」が訛ったもの、という説がある。
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斎藤孝監修。自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではあるまいて。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365