1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 文学

『ボヴァリー夫人』 282/365

投稿日:2019年10月9日 更新日:

ボヴァリー夫人とパン屋

ギュスターヴ・フローベールの問題作。
その主人公の行動やあらすじが、1857年当時のフランスでは風紀紊乱の象徴ととらえられ、訴えられたりもした。

作者のフローベールは、フランス革命後の国内にはびこる、新興勢力の物質主義的な価値観を毛嫌いしていた。

「ボヴァリー夫人」はその後、文学の古典としての地位を得る。
人間の精神について楽観的な態度をとっていたロマン主義の小説家たちと違い、フローベールははるかに悲観的だった。

レフ・トルストイからトマス・ハーディーにいたるまで写実主義の巨匠たちは、彼に多大なる影響を受けている。

 

(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)(“▽”)

1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365







-1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365, 文学
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

新ウィーン楽派 313/365

師匠であるアルノルト・シェーンベルグと2人の弟子によって、ウィーンを中心に始まった音楽活動。

シーア派とスンナ派 231/365

ムハンマドは、後継者をはっきりと指名し、決定しなかった。

リヒャルト・ワーグナー 257/365

ワーグナーは反ユダヤ主義者だった。

バートランド・ラッセル 349/365

分析哲学の創始者。

オーギュスト・ルノワール 234/365

「神々の楽園としての地上世界。それを私は描きたいのだ」とルノワールは言った。

徳ちゃんねる

徳ちゃんねる

■書いてる人↓

書いてる人

■書いてる人↑

HALLUCINATION

HALLUCINATION

ATLAS

ATLAS

master of none

master of none

DUPING DELIGHT」

DUPING DELIGHT」

BE LIKE HIM

BE LIKE HIM

■ANNIHILATION(YouTube)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓

★GOLDEN RULES★(24時間稼働中)↓



afbロゴ






S