ゴッホは1889年6月19日の夜、サン=レミの精神病院で、これを描いた。
境界の暗い窓と扉を、インスピレーションは自然から得られることを暗示したものだという研究者もいるし、力強さを感じさせる夜空は、苦悩するゴッホの魂そのものだという研究者もいる。
また、そんなものは一切なく、ただ彼は、この夜に現れた現実の星座を描いたのだという人もいる。
ハッブル宇宙望遠鏡の観測結果によると、この夜の空に輝いていたのは、天の川の中でも最も謎に満ちた星の一つである、いっかくじゅう座V838星だった可能性がある。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365