広義の「後期印象派」という名前は1910年、美術批評家のロジャー・フライが主催した「マネと後期印象派」という展覧会のために考えられた言葉だ。
しかし現在では、もっと狭義に使われている。
1886年から1905年までの間に、ゴーギャンやセザンヌなどによって生み出された芸術のことを指すのが一般的だろう。
後期印象派の芸術家たちは、その後、20世紀に登場する多様な美術様式への橋渡し役となった。セザンヌやゴーギャン、ゴッホなどの主題に対する主観的なアプローチは、象徴主義の人々からも絶賛された。
彼らは印象派の画家たちと違い、孤独を愛し、単独で行動する傾向があった。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365