本草とは「自然由来のもの」といった意味である。
醍醐天皇の侍医・深根輔仁によって、918年に編纂された。
約1,025種の植物の漢名に、日本での産出の有無、別名、出典、産地などが記され、万葉仮名で和名が書かれている。
大陸からもたらされた知識は日本流に解釈して研究が進んでおり、それは後に輸入されることになる、西洋科学を迎える下地となった。
※植物以外も掲載されており、魚介類は25種。現在では判別できないものもある。
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斎藤孝監修。
自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想の7分野からの、日本にまつわる365日分の知識。この本をさらっと読み、知ってるようで知らなかったことをさらっと初めて知りつつ、ああそうなんだね~なんて知ったかぶりしながらほんの少しだけ、書くことを1年間続けます。最低限「350ページ以上ある本を読んだよ!」の事実が残るだけでも、価値はゼロではないはず。言わんや「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことかと。
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365