1865年4月9日の午後、南北戦争は終結した。
55万人以上の兵士が死に、数十万人が負傷した、アメリカ史上もっとも多くの死傷者を出した戦争は、南軍の降伏で幕を下ろした。
ユリシーズ・S・グラントは北軍の司令官で、この日の午後、ヴァージニア州のアポマトックス・コートハウスにある、小さな農家へ向かった。
愛馬シンシナティで到着した彼を待っていたのは、南軍司令官、ロバート・E・リーだった。
お互い軍歴を経て、激戦をかいくぐった上での終戦文書への調印は、今でもアメリカ市民に語り継がれている。
リンカーンの絶大なる信頼を得ていた北軍のグラントは、回想録に「かくも長きにわたって勇敢に戦い、ある目的のためにこれほど苦闘してきた敵が降伏するのを見て、私は喜ぶ気になれなかった。たとえその目的が、私が思うに、これまで人民が戦ってきた中で最悪の目的のひとつだったとしてもである」とつづっている。
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1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365