イエスは実在したのか?
修道士ディオニュシウス・エクシグウスはイエス・キリストの生年月日を算出しようとした。
その目論見はいったん成功し、紀元1年の12月25日だということになった(これが西暦の由来になる)。
しかしこれはどうやら(やっぱり?)間違っているらしい。
実際は、紀元1年より4〜8年ほど前だと言われている。
イエスは奇跡を起こし、説法を始めるまでは無名の大工の家の息子だったので、生年月日などの記録は残っていない。実在を疑われるのも当然である。
彼はユダヤ教の家に生まれ、キリスト教では救世主と呼ばれるが、ユダヤ教を批判したり騒動を起こしたりしたので、ユダヤ人側がローマ帝国側に、罪人として引き渡した。
彼は降誕・受難・復活を経て、今でも多くの人に祈りを捧げられる「神の子」になった。
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1日1個、一年続けたら自動的に少しだけ賢くなるんじゃないか実験。
デイヴィッド・S・キダーとノア・D・オッペンハイムのベストセラー。小林朋則氏訳。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7分野から、365日分の知識。
この本を読みつつ、知ってるようで知らなかったこともちゃんと知りつつ、ああそうなんだね~なんて思いながら、少しだけ書くことを続けます。最低限、「360ページ以上ある本を読んだ」の事実が残れば、それでいい。「教養が身につくかどうか」なんて、知ったことか、と。
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365