iPhoneって滅多に落とさないと思うんですけど、iPhone8に替えて初めて、しっかり落としました。
過去に軽く落としたことはありましたが「液晶が割れるほど」の落とし方をしたのは初めてでした。iPhoneは3Gから使ってますが、液晶が割れたことなんか一回もなかったのに。
あれは千葉県の幕張、駐車場で荷物を乗せ替えてる時でした。
アスファルトに、そんなに強くなくカタンと落ちた。
ぼーっとしてたんでしょうねえ。
だけどそれで、左角にビシッと傷が入りました。
おおっ?
だけどこれは「傷」。
「割れ」ではない。
画面部分にはなんら問題なかったので、当然のように放置していました。
その後(半月後くらい)、ニコ生で車載配信中に足元にごろりと落ちて行ったんです。三脚ごと。
後で見たら、見事なライン(ヒビ)が上から下まで走っている。
2本も。
衝撃があったんですね。
「耐衝撃・ガラスフィルム」みたいなのを張っていたんですけれど、その「割れ」は、あの、幕張で入ったポイントから伸びている。
つまりガラスフィルムの下を、這うように割れていたのです。
それでも、画面タッチには何の障害もありません。
普通に使えました。
一応、最初に割れたポイントも覆い包めるようにこういうタイプに張り替えておきました。
とりあえずは傷も割れも隠せた。押さえ込んでいる感じ。
だけど「しばらくしたら自然治癒する」とかは望めないっぽいので、いつかは修理しないとなーと。
AppleCareにも入ってないので、それなりに費用がかかることは予想できました。
Apple公式によると¥16,800。
iPhone の修理 – 画面の損傷
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service/screen-replacement
AppleCareに入ってると¥3,400。
過失や事故による損傷に対する修理などのサービス(2回まで。1回につき、画面の損傷は3,400円、そのほかの損傷は11,800円の税別サービス料がかかります)
と書いてあり、その期間は2年間。
AppleCareの価格は¥22,800 (税別)。
これをどう考えるか、なんですよね。
2年間のうちに¥22,800の意味は出てくるのか。
AppleCareの価格は¥22,800 。
AppleCareに加入して、2年のうちに1回、画面割れの修理をAppleでするとなると、¥22,800+¥3,400=¥26,200。
1回あたり、¥26,200。
1回も修理しなくても¥22,800。
2年のうちに2回、画面割れの修理を Appleでするとなると¥22,800+¥3,400+¥3,400=¥29,600。
1回あたり、¥14,800。
2回も落として画面バキバキになるようなことは通常、自分には考えられないので(わからんけど)、これはもう、
「1度きり、非純正で修理する」ほうがお得なんじゃないか、と思えるのです。
もちろん「安心感」が重要な要素だからこそ、AppleCareは成立しているのだと思います。
だけど、満足にApple Storeが身近にない場合、駅前の「iPhone修理屋さん」のほうが便利ということはじゅうぶんにあり得ます。
「Apple Storeに行く交通費+待つ間何してるか+その他諸々」などを加えると、総費用としてはなかなかにかかる可能性、ありますしね。
それプラス、アップルの受付(ジーニアス・バー)は、思った日時にはまず空いていない(時期にもよる)…。
急ぎならばやはり、非純正パーツではあるものの「街の修理屋さん」に頼むしかない。
行ってみました。
とにかくめちゃくちゃスムースでした。
凄まじい知識と快活さと滑舌を持つ店員さんでした。
こちらが理解をしている部分に対して「わかってます感を出すうなづき方」をするだけで、そこはうまく省略しながら説明してくれたりして。
この人、Appleで働くよりも力を発揮できてるんだろうな、なんて思うほど。
所要時間は1時間とちょっと、でした。
年末年始などでなければ、30〜40分で済むとのこと。
よし、待ってる間、ちょっとウロウロして…などと思いましたが滅多にない「iPhoneを持たない時間」なので妙に緊張しましたよ、少しだけ。
誰ともまったく、絶対に連絡がつかない時間。
だからと言ってふだん別に誰からも連絡なんか来ないんですけど、もし何か不測の事態になっても対応できないような気持ちになってきて、ほんの少しだけ不安でした。
わざと喫茶店に入ってみたりして。
だけど店内で、スマホを出さない人なんて普通はあまりいないですよね。
今まで、喫茶店に入ってiPhoneを見なかった日なんてない。
だけど、ただ注文して、ただ店内を見る。
そうすると「ただ店内を見ている人とだけ目が合う」ことがわかりました。
スマホを満足には使いこなしていない人ほど、当たり前ですけど「必ずスマホを見ないといけないとは思ってない」わけで、重要度が低い。
ネットの接続がどうであれ、とにかくスマホの有る/無しに「不安かそうでないか」の基準が設定されていない。
iPhone液晶修理(重度判定)、総額は¥16,718でした。
もちろん、非純正パーツを使用してApple以外で修理するわけですから、それはそれは長い「免責事項」に同意しなければなりません。
だけど、それは「リスク」であり、こういう会社はそれなりの保証も付帯させています。
私が行ったお店は、「3ヶ月保証」でした。
先日、とある劇場へ行きました。
そこは古い施設なんですが、お客さんの導線を考慮するとどうしても演者の楽屋が、舞台袖の空間にせざるを得ない。
しっかりとした部屋はあるんですがそこを楽屋にすると、開演前・終演後にお客さんの前を横切って行かざるを得ない。そんなバカなと思いますが、そういう区別をするような公演は行われないという前提のもとに作られた小屋、なんでしょう。
それは、使い方の問題なのでいいんです。
この「舞台袖のある空間」は、地下なんです。
舞台自体が地下にあるタイプって、ありますよね。
ロビーや受付が地上階にあって、舞台は階段を降りて、地下にある。
それはいいんですが、いっさい電波が入らない。
出演者も、関係者も、直前の告知とか、楽屋での様子とかもいっさい発信できないんです。ネットに繋がろうとすると、お客さんの溢れる地上階まで行かないといけないから。
全員、スマホですることないので「写真」をスクロールして見てました。
それをして「ネット依存」と嘲笑することもできるでしょう。
「スマホ禁断症状」と揶揄することもできるしょう。
だけど、スマホやWi-Fiは今やインフラ。
個人資産であると同時に、それがないとビジネスも個人間のコミニュケーションもままならないレベルになって来てますよね。
「昔はそんなのなかった」と言っててもしょうがないし「そんなものは無しでも暮らしていける」という人がいたら、その人は、恩恵に気づいていないだけですよね。
周りにフォローしてもらってることがわからない無神経。
スマホは大事です。
そういえばもう、「携帯」ともあんまり言わなくなって来ましたね。
前は「携帯」と「家電」みたいな区別があって、両方に意識がいってた。
だけどもう「固定電話」は少なくなって来てるし「ケータイ」は「携帯してて当たり前」なので、もう「携帯」とも言わなくなって来てる。
そんな当たり前のものなので、落とす確率も俄然上がってしまいますよね。
デジカメとは、手のひらに持つ回数が違うから。
スマホから配信もするし、やっぱりこういう、「頑丈タイプ」のケースを装着すべきなんでしょうかね…。